サンクスギビング(2013)
11月28日はサンクスギビングでした。イギリスからアメリカに移住してきた清教徒達が、最初の収穫を感謝した記念日であると言われていて、アメリカ合衆国では、毎年11月の第4木曜日がサンクスギビングデーとして休日になっています。
サンクスギビングデーを含む木、金、土、日と休暇を取る人が多く、多くの人が家族で集まって食事をします。前日の水曜日は空港も混雑しますが、サンクスギビングデー当日は、町の中も閑散としています。ほとんどのお店もお休みです。まるで日本のお正月のようですね。
昼間はNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のアメフトの試合がテレビで行われるので、男達はテレビの前に釘付けです。このサンクスギビングデーのフットボールの試合というのは、アメリカの大学フットボールリーグ連盟が立ち上がった年から行われていて、アメフトの歴史が始まったのと同じくらいの歴史がある試合なんだそうです。
この日の夜は、それぞれの家庭で用意した七面鳥を食べます。我が家でも七面鳥をオーブンで焼きました。もちろんこの日だけで食べきれる量ではありません。翌日にはサンドイッチにしたり、サラダに混ぜて食べたりします。アメリカ版おせち料理と言ったところでしょうか。
これをいただきながらワインを一杯やるとたまりません。味は淡白なので、油で揚げるとしっとりしてより美味しいようです。また、スタフィンと呼ばれるバゲッドやお肉や野菜を混ぜたものをお腹の中に詰めて一緒に焼くのですが、これには出汁がしみ込んで美味しいです。 これもワインのアテです。この他にも、ハムなども一緒にいただきます。厚切りで贅沢に!
サンクスギビングデーの翌日はもちろん金曜日。この日はブラック・フライデーと呼ばれ、どこのお店もものすごく値下げするバーゲンをします。この日からクリスマスへ向けての商戦が始まります。「ブラック」フライデーなんていうから怖いイメージでしたが、これは単に「黒字」という意味のブラックなんだそうです。
日本は間もなくクリスマスですね。今年のクリスマスやお正月には家族で美味しいハムとワインなんていかがですか?
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